コーヒーやエスプレッソの友に「ロング・グットバイ」レイモンド・チャンドラー

「ロング・グットバイ」はレイモンド・チャンドラー作の有名なハードボイルド小説です。「長いお別れ」という邦題で清水俊二訳を読まれた方が多いと思います。
この「ロング・グットバイ」は村上春樹さんの訳でタイトルも原題と同じ「ロング・グットバイ」になっています。とてもステキな装丁で古典的な探偵もののイメージがありますね。チップ・キッドさんのデザインだそうです。約4cmも厚さがあるんだよね。
さてこの訳では「テリー・レイノックスとの出会いは、<ダンサーズ>のテラスの外だった・・・・」で始まる。
そして
「・・・・そのあと、事件に関係した人間には誰にも会っていない。警官は別だ。警官にさよならを言う方法は見つかっていない」で終わる。

主人公の探偵フィリップ・マーロウはとてもコーヒーが好きだ。「ロング・グットバイ」のなかでも何回もコーヒーを飲むシーンが出てくる。
マーロウは何回も依頼人のためにコーヒーを入れる。スクランブルエッグも作るし、トーストも焼く。コーヒーは4杯用もしくは5杯用サイホンで入れる本格派だ。しっかりと手順を守って淹れ、その手順は決して変えたりはしないのだ。
マーロウはブラックでコーヒーを飲まない。ちゃんと冷蔵庫には紙パックのクリームが保存してあって少しだけクリームを入れるのである。シュガーは角砂糖で2個使う。ハードボイルドな探偵としては意外だったでしょ。
おいしいコーヒーの友に「ロング・グットバイ」を読みたくなりませんか?
では、充実した良いコーヒータイム・エスプレッソタイムをお過ごしください。

![]() | ロング・グッドバイ 村上 春樹 by G-Tools |
- [2008/10/08 21:01]
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